●野田総理の小沢切り、カウントダウンですかね?
もともと野田総理と小沢氏の会談は成果などありえようはずもないこと。
合意が得られないという事実を確認するためのイベントにすぎません。
参加者の野田氏、小沢氏、同席の輿石氏それぞれが妥協などする気が
ないのですから、単なる消化イベントです。
それをあえてもう一度おこなうというのは・・・
セッティングした輿石氏はわずかでも時間を稼ぎ、消費税審議を先送りし
採決をおこないたくないわけですからまだわからないでもありません。
小沢氏も、ひたすら時間だけを稼ぎたいので同様です。
しかし野田氏からすれば、イベント実施し、会談したというフラグを立てた
分けですから、再び会談するというのはなにか意味あるですかね?
野田氏が本気で消費税の今国会での成立に政治生命をかけているのならば
小沢氏など相手にしている暇はないはず。
そもそも小沢派が賛成しようが、反対しようが、自民の協力さえ得られれば
通過し、かつ 自民が協力しない限り絶対に通過しない今の状況で
なぜに小沢氏に配慮するんですかね?
解散総選挙してしまえば小沢派の大半は消滅するわけで、そうなれば
国民支持のないただの一議員にすぎません。
なにを叫ぼうがスルーできる存在。
地域政党も小沢氏と連携をする様子はなく、小沢派はただただ弱小化してゆくだけの
存在にすぎません。
あえて野田氏がもう一度会談する理由を考えると
「2度も説得したが代表にしたがわないのでやむを得ず、強攻策にでる」
という党内向けの材料がほしいということなのかな~と思います。
まあ、強行すれば小沢派は離党するかもしれませんが、結局衆議院選挙を
通過すればほとんど勢力としては存在をやめることになるでしょうから
小沢氏の政界での影響力も衆議院選挙まででしょうね。
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